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「老人ホームランキング」があてにならないワケ(週刊SPA!)

time 2018/04/12

雑誌やネットニュースなどでよく目にする「老人ホーム&高齢者住宅ランキング」。自身の老後のためばかりではなく、少しずつ介護が必要になってきた両親のために安心で快適な住まいを探すための手がかりとして、これらのランキングを頼る40代、50代も少なくないだろう。

 こうしたランキング形式の記事の多くは、事業者アンケートをもとに作成されている。一見すると信ぴょう性が高く、平等性があるように思えるが、自身でも社会福祉士や介護支援専門員といった資格を持ち、高齢者住宅の現場を知る経営コンサルタントの濱田孝一氏は、「ランキングには意味がない」とバッサリと切り捨てる。

「事業者へのアンケートでは、老人ホームや高齢者住宅の良し悪しは見えてきません。その理由はふたつあります。ひとつは、高額な老人ホームや高齢者住宅ほど上位に来やすいこと。もうひとつは、アンケートの中身や内容について、第三者によるチェックが甘いことです」

 高額な老人ホームや高齢者住宅ほど上位に来やすいというのは、どういうことか。濱田氏は『ミシュランガイド』で考えてみるとわかりやすいと指摘する。

「ミシュランガイドにあるような『一度は行ってみたいお店』は、庶民が気軽には行けないような高級店が並びます。『ボーナスが出たら行ってみよう』と思える飲食店ならまだしも、毎日利用する(暮らす)ことになる老人ホームや高齢者住宅では、同じ理屈は通用しません。特に“総合ランキング”に言えることですが、介護事業などの日常生活に関わるものは、金額やシステムが異なるものを比べてはいけないのです。ただし、介護システムや金額の違いが整理してあるランキングであるのならば、情報として利用価値がないわけではないのですが……」

 さらに濱田氏が最大の課題だとするのが、アンケートの信ぴょう性だ。先に書いたように、ランキングは主に事業者に対して行ったアンケートをもとに行われる。結果として、「あれもできます」「これもできます」と回答する事業者ほど、上位に来やすいことになる。ここに問題があるのだと警鐘を鳴らす。

「ほとんどのランキング記事で、アンケートの回答結果について、第三者のプロや識者による精査が甘いと言わざるを得ません。要は、“正直者が馬鹿を見る”という状態になっているのです。そもそも『あれもできます』『これもできます』という介護事業者は素人であるというのが、私の持論です。たとえば、認知症高齢者といっても、寝たきりの方と、歩行が可能な方では、まったく介護への考え方や方法は異なります。ですから、懸命な事業者であれば、おいそれと『できます』と答えられないはずなのです」

 きちんとした老人ホームや高齢者住宅の事業者であれば、「認知症OK」「医療OK」と安易に答えないし、かといって「認知症の人は即NG」「医療行為が必要な方は即NG」とも答えない。きちんと個別にアセスメント・ヒアリングを行ったうえで判断しようとする。そうした事業者側の“姿勢”が判然としないランキング形式の記事は、信用に足らないと言えそうだ。

【濱田孝一】

経営コンサルタント、社会福祉士、介護支援専門員、ファイナンシャルプランナー。1967年生まれ。立命館大学経済学部卒業後、銀行に入社。以後、介護スタッフ、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年より介護ビジネスや高齢者住宅についての経営コンサルティング、講演、書籍執筆を行う。最新著に『「老人ホーム」大倒産時代の備え方 高齢者住宅を正しく見極める』が好評発売中。

ネタバレ記事を見つける為に
ネットで検索してみたら
実践者の体験ブログがあった★。

わたしが気になっているのはコレ・・・

『書いてある通りに正しく実践すれば効果あり?』

何でもそうだろうけど【継続する】のが大変なんだよね。

私みたいな
飽きっぽいタイプの人でもできるかな?

本当に効果がでるなら
頑張ってみたい気もするな。

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